ロンブー亮、反社出席疑惑「桜を見る会」にも言及「政治家さんもそうなんだ…って」

[ 2020年1月30日 22:46 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村亮(撮影・尾崎 有希)
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 昨年の吉本興業をめぐる闇営業問題で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)と相方・田村淳(46)が30日、東京・表参道のWALL&WALLで復帰舞台となるトークライブ「family」を開催した。終了後、記者会見を開いた。亮は反社会的勢力との関わりについて「素人では見分けがつかない」と言及し、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していた疑惑についても言及した。

 芸能活動復帰にあたって反社との関わりをどう断つかを尋ねられると、亮は「正直言うと、僕らみたいな素人って見分けがつかないと思います。僕は自分の目はもう信用してないので」とキッパリ。今後の仕事については吉本興業側がチェックを行うという。

 反社と関わってしまったことについては「僕より後輩は別として、僕、宮迫さん、入江は絶対にあれを止めることがみんな最低1回はできたので、誰のせいでもないです。みんなのせいです」と自らの行動を悔やんだ。
 また首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していた疑惑について質問が投げかけられると、淳は「定義があいまいなんだ、とは思いましたね」と言及。「定義がないのであれば、みんなで急いで定義をつくった方がいいかなとは考えてます。だって、定義がないとどういう人が反社で、どういう人が反社でないのかという境目がわからない」と定義付けを願った。

 これに対し亮は「政治家さんの人とかもそうなんだ…って。僕らだから分からないのかなって思っていたんですけど、政治家さんでもそうなんだから、淳が言ったように何か線があってくれたらいいなと思ってます」と自らの経験を踏まえ言及した。

 会場の「WALL&WALL」は亮が昨年7月、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と謝罪会見を開いた場所。同所を再出発の場に選んだ。

 昨年6月24日の活動停止から201日。闇営業の長いペナルティーから亮が今月10日をもって芸能活動を再開。淳が昨年11月に設立し、社長を務める新会社「LONDONBOOTS」の所属タレントとして再出発している。

 亮は宮迫らとともに、反社会的勢力との間で事務所を通さず直接ギャラを受け取る闇営業を行っていたことが昨年6月に発覚。謹慎処分を受けた。

 同7月に吉本と袂を分かち、宮迫と会見を強行。「圧力で謝罪会見を開けなかった」などと涙ながらに主張し、契約解除を申し入れた。その後、精神的に疲弊し「適応障害」と診断を受けた。

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