復帰のロンブー亮 今後の“野望”「大河か朝ドラに出たい」「両親が一番喜ぶ 心配掛けたから」

[ 2020年1月30日 20:43 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村淳(左)と田村亮(撮影・尾崎 有希)
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 昨年の吉本興業をめぐる闇営業問題で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)と相方・田村淳(46)が30日、東京・表参道のWALL&WALLで復帰舞台となるトークライブ「family」を開催した。終了後、記者会見を開いた。亮は今後の仕事として「(NHKの)大河(ドラマ)か朝ドラ(連続テレビ小説)に出たい」と真顔で“野望”を明かした。

 「今後はどういう活動をしていきたいか?」の質問に、亮は「社長(淳)が言いたいことを言えと言っていたので、ライブでも言ったのは…大河か朝ドラに出たいということです」と真顔で受け答え。淳が「トークライブでですよ!お客さんの前で『今一番何の仕事がしたいんだ』と言ったら、大河ドラマと朝ドラって言うから、バカヤロウと言っておきました」とすかさずツッコミ、笑いを誘った。

 亮が「お父ちゃん、お母ちゃんが一番喜ぶでしょ。これだけ心配掛けたから」と理由を明かすと、淳は「好きな仕事を言う時はテレビ局をまんべんなく言わないと」とフォロー。それでも「おじいちゃん、おばあちゃんはNHK好きなのよ」と“亮節”がさく裂した。

 ただ、テレビ復帰に関して淳は「現場のスタッフの気持ちと、会社を運営している上層部の方々の気持ちと、スポンサーの気持ちを一つには僕は代弁できないので…」と慎重な構え。「現場のスタッフさんは亮を戻すために尽力してくれていますし、現場の愛を感じるので、何とか前に進めるといいなと思っているのですが…一つ一つ、今やれること、その思いを番組を通して伝えていくしかないのかなと思っております」とスタッフへの感謝と復帰への思いを口にした。

 会場の「WALL&WALL」は亮が昨年7月、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と謝罪会見を開いた場所。同所を再出発の場に選んだ。

 昨年6月24日の活動停止から201日。闇営業の長いペナルティーから亮が今月10日をもって芸能活動を再開。淳が昨年11月に設立し、社長を務める新会社「LONDONBOOTS」の所属タレントとして再出発している。

 亮は宮迫らとともに、反社会的勢力との間で事務所を通さず直接ギャラを受け取る闇営業を行っていたことが昨年6月に発覚。謹慎処分を受けた。

 同7月に吉本と袂を分かち、宮迫と会見を強行。「圧力で謝罪会見を開けなかった」などと涙ながらに主張し、契約解除を申し入れた。その後、精神的に疲弊し「適応障害」と診断を受けた。

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2020年1月30日のニュース