佐藤二朗、1日で退社の大企業から“神対応”受け感激「懐が広いなって思った」

[ 2020年1月18日 22:26 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(50)が18日放送の日本テレビ「嵐にしやがれ」(土曜後9・00)にゲスト出演。大学卒業後に1日で退社した大手企業・リクルート社から受けた“神対応”を明かした。

 学生時代から俳優志望だった佐藤は、「役者で食えるわけではないって自分に言い聞かせて、なれるわけないからって、就職しました」と入社の経緯を説明。「いざ、よろしくお願いしますってなったときに、現実をつきつけられたんでしょうね。気付いたらね、外に出てそのまま夜の鈍行で実家に帰っていました」と回想した。「僕の人生の汚点、リクルートに入りたくて入れなかった人もいるんだから」とバツが悪そうに語った。

 その後、俳優として知名度を得た佐藤は、同社に迷惑がかかることを懸念、退社の事実を伏せていたそうだが、「30年くらい前なんで、そろそろいいんじゃないかってあるバラエティーのディレクターに言われた」ことを機に、テレビ番組などで情報を解禁した。「そうしたら、リクルートの機関紙の『アントレ』という雑誌から表紙の依頼がくるんです。怖って思って」と続けた。

 企画書に記されていたのは、「『アントレ』というのは独立・企業する人を応援する雑誌です。佐藤様も某企業を1日で退社したご経験が…」。佐藤は「某企業って御社なんだけどって思ったんだけど」とツッコみつつ、「僕がリクルートを1日で退社したことをご存じの上で、僕にお話ししましたかって言ったら『もちろん知っています』って言われて」と感激の面持ち。「非常に、リクルートって、懐が広いなって思った」としみじみ、話していた。

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2020年1月18日のニュース