薬丸裕英 チュート徳井は「彼は会社を作っちゃいけない人だった」

[ 2019年10月24日 14:39 ]

薬丸裕英
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 タレントの薬丸裕英(53)が24日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演。東京国税局から7年間で計約1億2000万円の申告漏れなどを指摘されていたことが明らかになったお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)に「彼は会社を作っちゃいけない人だった」と厳しく指摘した。

 「3年間も申告しないとどうなるか、分かると思うんですけどね」と驚きの表情を浮かべた薬丸。税理士とも顧問契約をしていなかったとみられ、「本当はちゃんとした顧問契約をしていろんなアドバイスを受けないといけない」と指摘した。

 フリーアナウンサーでタレントの徳光和夫(78)は「僕もルーズな人間。税金に関しては無知だと思う」と前置きしたうえで「個人事務所を構える以上は、まず税金。税金に関して知らなければいけないってことと、納税をしなければいけない。これは原則。となると、だらしない人間であればあるほど、経理に明るい人、事務として収まっていただいて、その人と税理士が密に連絡を取り合って、違法でない形できちんど納税義務を(果たす)。僕は知らないけど、そこできちんとやってくれている」と自身の対策を明かした。

 番組MCの坂上忍(52)も芸能界には「表に出る人間がそこまで金のことを知っていていいのかって風潮はある」としたうえで「それだったら、徳光さんのおっしゃるように、お金関係に関してはいいスタッフさんをケチらないで用意するとかいうことが大切」と力を込めた。

 薬丸は「徳井くんが言ってることがそうなのなら、彼は会社を作っちゃいけない人だった」とバッサリ。「やっぱり会社を作るということは責任がある、いろんなことで。よく節税とか言われると、会社を作ることで一つの信用にもなるし、売り上げが上がれば金融機関から融資を受けられる。融資を受けられれば、そこは一つの信用になる。社会的信用。節税というだけはない」と芸能人が個人事務所を作る理由を説明しつつ、「だから、彼の場合は会社を作ってはいけない性格だったのか。作るんだったら、ちゃんとした人がいなければダメだったんだじゃないかと思う」と見解を示した。

 徳井は吉本から支払われるテレビやラジオの出演料などを、自身が2009年に東京都世田谷区に設立した会社「チューリップ」を通じて受け取っていたが、2012~15年、徳井の個人的な旅行費用や洋服代やアクセサリー代などを会社の経費として計上していた。国税局はこれを経費と認めず。約2000万円が仮装隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しに当たると判断したとみられる。深夜の会見で徳井は「私のだらしなさ。社会人としてもとんでもないことをしてしまった」「税金で払うものはしっかり払うつもりでいた一方で、ルーズだった」などと理由を説明し、「国民に迷惑と不快感を与え申し訳ない」と謝罪した。

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