志らく チュート徳井の今後の芸能活動にエール「芸人魂は見せてほしい」

[ 2019年10月24日 10:20 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が24日、MCを務めるTBSの新情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に生出演。東京国税局から7年間で計約1億2000万円の申告漏れなどを指摘されていたことが分かり、23日夜に緊急会見で謝罪したお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)について「芸人魂は見せてほしい」とエールを送る場面もあった。

 徳井は会見で今後の仕事について聞かれ「できれば続けさせてもらえたらと思いますが、お客さまがいないとできない仕事。お客さま、視聴者、テレビ局やスポンサーの方にも必要ないと言われたら仕方ない」と答えた。

 これについて、志らくは以前に所得隠しが問題となった元プロ野球選手でタレントの板東英二(79)を引き合いに「テレビの場合はイメージだとか、スポンサーの場合もあるから、板東さんも自粛したなら、当然、そういう状態になっていくんでしょうね」と見解を示した。

 「もともと根っこは芸人で、漫才なんだから。私が同じような立場になって、『グッとラック!』を干されたら、もしそういうことがあったら、私だったら、芸人だから、落語家だから、私の落語が聞きたいというお客さんがいるんだったら、それが1人であろうが、2人であろうがやります!と。それが芸人だと思う」と同じ芸人としての思いを語り、「だから、その辺は芸人魂は見せてほしい」と語った。

 徳井は吉本から支払われるテレビやラジオの出演料などを、自身が2009年に東京都世田谷区に設立した会社「チューリップ」を通じて受け取っていたが、2012~15年、徳井の個人的な旅行費用や洋服代やアクセサリー代などを会社の経費として計上していた。国税局はこれを経費と認めず。約2000万円が仮装隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しに当たると判断したとみられる。深夜の会見で徳井は「私のだらしなさ。社会人としてもとんでもないことをしてしまった」「税金で払うものはしっかり払うつもりでいた一方で、ルーズだった」などと理由を説明し、「国民に迷惑と不快感を与え申し訳ない」と謝罪した。

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