最年少タイトル獲得の芝野虎丸八段 自分の碁を打ち切れる自然体の才能

[ 2019年10月9日 05:30 ]

囲碁・芝野虎丸八段 最年少で名人奪取

韓国研修で碁盤を見つめる小学4年の芝野虎丸八段(洪清泉さん提供)
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 芝野八段が通った東京都杉並区「洪道場」の洪清泉(ホン・セイセン)四段(38)がスポニチ本紙の取材に芝野の強さについて語った。「相手を意識せず、感情を出さず、自分の碁を打ちきれる」と分析し「これができるのは持って生まれたものがあるからだ」と称賛した。

 小学3年で兄の囲碁棋士龍之介二段とともに入門。自主的に勉強し、常に碁盤の前にいたという。将棋の藤井聡太七段(17)が詰め将棋で力を付けたように、芝野も詰め碁を何万問も解き、自分で問題も作った。その姿に洪は「プロでも通用する」と感じていた。「その時間が力のもと、原点になっているのだろう」と目を細める。道場の先輩には、女流本因坊の藤沢里菜棋士(21)も。切磋琢磨(せっさたくま)できる環境もあった。

 洪との対局でも「私と対局する時、遠慮するか、勝ってやると力が入るのが普通ですが、虎丸は相手のことなど余計なことを考えず、碁盤に集中しているだけでした」と振り返る。「もしかしたら“名人”というタイトルのことは考えず、打ち切っただけなのかもしれませんね」。教え子の自然体の才能を感慨深げに語った。

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