スターダスト初オーディション GPは13歳テニス男子&12歳野球女子

[ 2019年9月17日 05:30 ]

フォトセッションを行う(左から)グランプリの渡辺心結さん、酒井大地くん、スペシャルシークレットプレゼンターの北川景子(撮影・久冨木 修) 
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 北川景子(33)、窪田正孝(31)らが在籍する大手芸能事務所「スターダストプロモーション」による「第1回 スター☆オーディション」が16日、都内で行われ、中学2年の酒井大地(たいち)くん(13)、小学6年の渡辺心結(みゆ)さん(12)がそれぞれグランプリに輝いた。

 酒井くんは福井県出身で、小学5年生の時にソフトテニスの福井大会で優勝し、全国大会に出場した経験を持つ。自己PRではラケットを手にスイングを披露。演技審査では「UFOを呼んでみよう」と提案する変わり者の役を演じきり、大舞台への強さを見せた。

 芸能活動のために今年8月、福井から埼玉へ引っ越してくるなど気合十分。オーディションのために自らつけたキャッチコピーは「癒やし系笑顔王子」。憧れの俳優にスターダスト所属の横浜流星(23)を挙げ、「いろんな人から愛される俳優になりたい」と力を込めた。

 渡辺さんは小学3年から少年野球チームでプレーする野球女子。男子がいる中で4番、ピッチャーを任されたこともある実力者で、「プロ野球の始球式をやることが夢の一つ」と目を輝かせた。

 結果発表で名前が呼ばれると声を上げて号泣。顔をくしゃくしゃにしながら「今まで生きてきた中で最高のプレゼントをいただきました」と喜んだ。カメラを向けられると懸命に笑顔をつくり、早くもタレントとしての姿を見せていた。

 イベント後の取材では憧れの女優を聞かれ、プレゼンターで登壇した北川が「分かるよね?」と声を掛ける中、「永野芽郁さん」と回答。北川から「芸能界って厳しいところだから」とツッコまれ、取材陣の笑いを誘う場面もあった。

 スターダストプロモーションの創立40周年を記念した同社初の全国規模のオーディションで、総勢2万4460人が応募した。グランプリの2人は来年8月公開の映画「都会のトム&ソーヤ」にメインキャストで出演し、銀幕デビューを飾る。終了後には所属アイドルの「ももいろクローバーZ」がお祝いに駆け付けた。

 ◆酒井 大地(さかい・たいち)2006年(平18)1月12日生まれ、福井県出身の13歳。小学1年でソフトテニスを始め、6年時にはチームのキャプテンも務めた。趣味は植物を育てることと料理で、得意料理はハンバーグ。1メートル54、血液型AB。

 ◆渡辺 心結(わたなべ・みゆ)2007年(平19)9月4日生まれ、神奈川県出身の12歳。小学3年で野球を始め、女子野球チームのキャプテンも務めた。オーディション用のキャッチコピーは「輝く瞳の野球少女」。1メートル51・5、血液型O。

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