水卜アナ 残り10キロ切る「イエーイ。大丈夫かも」 笑顔絶やさず、南原のエールに感激

[ 2019年8月25日 13:18 ]

日本テレビ「24時間テレビ」の24時間駅伝のチャリティーランナーとしての意気込みを語った水卜麻美アナウンサー
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 日本テレビ「24時間テレビ42」(24日後6・30~25日後8・54)で4人のランナーがたすきをつないで行う24時間駅伝で、同局の水卜麻美アナウンサー(32)が25日、第3走者として快調に歩を進めている。

 第2走のガンバレルーヤ・よしこ(28)からたすきを受け取り、感極まって涙する瞬間もあった水卜アナ。スタートから快調に飛ばし、沿道の声援にも手を振りながら「ありがとう」と応え、笑顔を振りまいた。

 残り10キロを切った地点での中継では、「ヒルナンデス」で共演していた南原清隆(54)からエールが送られる場面も。南原から「暑いと思いますけど、自分のペースを守って!」「水卜ちゃん、大丈夫ですか?」と声を掛けられら水卜アナは「大丈夫のような…イエーイ。大丈夫かもしれないです」と苦笑。それでも「本当に信じられないぐらいたくさんの人がテレビを見て、『あと何キロぐらいだよ!』とか教えてくれて、応援してくれて、本当に心からありがとうです」と感謝した。

 そのうえで「私は今、誰と話してるんだろう?」ともらす場面も。両国国技館から笑いがもれる中、南原だと気づいたようで「え?南原さんだ!やだー」と思わぬ激励に感激。南原からの「どうした、どんな複雑な顔をしてるんだ、無理しなくていいよ」との言葉に、思わず涙ぐみ、「大丈夫です、みんな優しいです、日本の人は…」とかみしめた。

 体調については「(7年前のマラソンとは)全然違います。これが自分の体なのかって感じで、自分なりに練習したつもりでしたけども、足が別人格みたい感じはありますね。でも、気持ちだけで進めるものだなと思いますね」と水卜アナ。「無理しないで、休むところは休んで」という南原からのエールをうなづき、再び前に歩を進めた。

 水卜アナは同番組で総合司会を担当しており、シークレットとされていた4人目の走者であることが24日に同番組で発表された。総合司会でランナーとして走るのは史上初で、社員としても初の挑戦となる。「24時間テレビを見ているか方が、番組に関わっているすべての方が感謝を伝えたい」という「決意と感謝」の思いでスタートを切った。水卜アナは4人の中で最も早くチャリティーランナーを務めることが決まっていたといい、6月から極秘で練習してきた。走行した距離は計265キロ。2、3日に1回は必ず走ってきた。筋トレは毎日行っており、その積み重ねから自信も少しずつ生まれている。

 24日午後8時29分に1走のハリセンボン・近藤春菜(36)がスタート。5時間41分で2走のよしこにたすきをつないだ。5時間58分のタイムで完走した第2走のよしこも受け継いだ水卜アナもフルマラソンに挑戦。続く、4走のいとうがゴールの両国国技館を目指す。当初は4人がそれぞれフルマラソンの42・195キロを走る予定だったが、ケガのリスクなどを鑑みて18日に距離の変更が発表され、よしこと春菜は10キロ短縮した32・195キロとなった。

 今年のチャリティーマラソンは「人と人~ともに新たな時代へ~」のテーマに沿い、4人がたすきをつないで走る駅伝方式で行われる。毎年恒例の日本武道館が20年の東京五輪・パラリンピックへ向けた改修工事のため、初めて東京・両国国技館のゴールを目指す。今年のメーンパーソナリティーは「嵐」が6年ぶり史上最多5回目の大役を務める。

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