「仮面女子」猪狩ともか“見世物小屋的”心無い批判に「でも…」 笑顔の裏に“重責”も

[ 2019年8月25日 16:33 ]

「仮面女子」の猪狩ともか
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 アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(27)が25日放送のフジテレビ系「ザ・ノンフィクション ある日娘は障がい者になった~車椅子のアイドルと家族の1年~」(日曜後2・00)に出演した。

 猪狩は2018年4月11日、東京都文京区の湯島聖堂の敷地内にあった案内板が強風で倒れた際に下敷きとなり、腰の骨を折るなどして病院に緊急搬送。脊髄損傷の大けがを負い、両下肢まひの障害が残った。番組では事故後の猪狩と、両親との1年間に密着した。

 「上半身だけで踊って歌っている私を見て応援してくれる人はいるのか。怖かったです」と思いながら「もう一度ステージに」との強い覚悟で、“車いすのアイドル”として活動を続けることを宣言した猪狩。それでも「手振りだけだとちょっと違うかなと。蹴る振りができないので。仮面女子が好きだから、壊したくないというか…」。自分の決断はただのエゴではないかと思ったこともあったという。

 事故から4カ月後の昨年8月にステージ復帰。その後は、始球式などの野球イベントや、有名人との仕事も増えていったが、そんな猪狩のもとには心無い声も向けられた。「事故がなければここまで有名になれなった女性」「障害者を利用したビジネス」「見世物小屋的な事務所とグループ」…。猪狩は「それって間違ってなくて、その通りだよなって自分では思っていて」と率直な思いを口にしたが、「でも…。なんだろう、ちょっとは…」と話した後、言葉が出なくなった場面も。ここで、ナレーション担当の国生さゆり(52)が、その後を引き取り「『でも…』の後はきっと彼女はこう言いたかったのでしょう。『私は自分の人生を生きている』と」と代弁した。

 尿意を感じることができない排泄障害など、厳しい現実も包み隠さなかった。常に笑顔を見せている一方で、「明るいとこしか出しちゃいけない気がして。マイナスなものを出せなくなってしまっている。明るくいなきゃとか、嫌な自分が出てきているんです」と、“希望を与える”ことへの重責についても赤裸々に語った。

 それでも、現実を受け止め、両親のサポートを受けながら前へと進む姿に、ネット上でもエール。「見ている方が励まされた」「ともかさんを全力で支えているご家族、素敵すぎる」「強い、そして優しい人」「がんばりすぎないで、がんばってほしい」といった声が広がった。 

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