円楽 一時退院で高座復帰 歌丸さんが教えてくれた?「まだこっち来ちゃいけねえよって」

[ 2019年8月12日 05:30 ]

東京・国立演芸場の8月中席で高座復帰した三遊亭円楽(撮影・郡司 修)
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 脳腫瘍の治療のため療養していた落語家の三遊亭円楽(69)が11日、東京・国立演芸場で開幕した「8月中席」(20日まで)で高座に復帰した。先月18日に脳腫瘍が発見され緊急入院。約3週間ぶりの仕事となった。

 満員の客席から「おかえり!」「たっぷり!」など大歓声に迎えられると、冒頭の「枕」で病気をネタにした。「脳腫瘍と言われて、のうしゅよう(どうしよう)かと思った」とダジャレ。さらに「リハビリだと思ってやらせていただきたい。“リハビリで金を取るのか”って方は、お見舞いだと思っていただければ」と笑わせた。

 演目は名作「浜野矩随(はまののりゆき)」。ガラガラ声で本調子ではなかったが「戻ってくる場所があるのはありがたい」としみじみ語った。

 会場を出る際に取材に対応し、病状を説明。脳に違和感を覚えたのは2カ月ほど前。頭がモヤモヤして、高座で筋が分からなくなったり、話が行ったり来たりするようになった。先月18日に診察を受け、MRI(磁気共鳴画像装置)による検査で2・3センチの脳腫瘍が発見され緊急入院。放射線とステロイド投与による治療を受けてきた。現在も入院中でこの日も一時外出で会場入り。近く再びMRI検査を受け、早ければ14日にも退院できる予定という。

 国立演芸場は、師匠の5代目円楽さんが2007年に引退を発表、昨年7月2日に他界した桂歌丸さんの最後の高座となった場所。円楽は「私は付き合いません。戻ってきました」とニヤリ。「入院するまでと頭の動きが全然違う。元来、頭のいい人間だからね」と自信も見せた。中席は長く歌丸さんがトリを務めてきた。他界した昨年、笑点メンバーらが代役を務めた流れで今年のトリを引き受けた。このため「あのじいさんが悪い」と毒づきながら「きっと歌丸じいさんが教えてくれたんじゃない?“まだこっち来ちゃいけねえよ”って。(天国に)呼ぼうとしたんならただじゃおかねえぞ」と笑った。

 ≪「笑点」には25日生放送に出演へ≫日本テレビ「笑点」の収録にも近く復帰する。番組関係者によれば、24、25日に放送される「24時間テレビ」内で、25日に生放送される「チャリティー笑点」に出演する方向で調整している。

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