神田松之丞「講談界を見守ってほしい」 第35回浅草芸能大賞新人賞

[ 2019年3月17日 05:30 ]

各賞を受賞した(左から)林家たい平、草笛光子、神田松之丞
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 「いま日本でもっともチケットが取れない」と言われる人気講談師の神田松之丞(35)が「第35回浅草芸能大賞」の新人賞を受賞し16日、都内で行われた授賞式に出席した。

 講談師の受賞は第4回の宝井馬琴さん(奨励賞)以来2人目の快挙。「落語家は東京・大阪合わせて850人いますが、講談師は90人くらい。素敵な賞で講談界全体が発展していけばうれしい」としみじみ。来年2月には9人抜きでの真打ち昇進が決まっているが「私だけではなく、講談界を見守ってほしい」と謙虚に語った。

 大賞は女優の草笛光子(85)、奨励賞は落語家の林家たい平(54)が受賞した。

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2019年3月17日のニュース