帝京大ラグビー部OB・しんや、NSC大ライブで優勝「ラグビー関連の仕事待ってます」

[ 2019年2月18日 21:30 ]

「NSC大ライブ」で優勝したしんや(中央)とMCのたむらけんじ(左)、プレゼンターの伊丹裕貴
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 ダウンタウン、ナンティナインらを輩出した「NSC(吉本総合芸能学院)」大阪校の在校生(41期生)によるよしもと超新人No.1決定戦「NSC大ライブ OSAKA 2019」が18日、大阪市内で開催され、ラグビーネタを披露したしんや(28、本名=松永真也)が優勝。しんやは「正直、驚いてます」と目を見開いた。

 大阪市生野区出身のしんやは帝京大ラグビー部OBでロック。レギュラーにはなれず、頭部の病気のため3年冬で引退したが、大商大付高時代は大阪選抜に選ばれた。卒業後は5年間、サラリーマンをしていたが、「テレビに出たい」とNSCへ入学。当初はコンビを組んでいたがピン芸人となり、R―1・2回戦で落ちた時とほぼ同じラグビーネタで挑戦。会場の空気をつかみ、爆笑を誘った。決勝はニュージーランドのオールブラックスのユニホームに身を包み、ラグビー選手ネタで同期No.1の座を手にした。

 しんやはNSC在校生ながらこれまで3度、テレビに出演した経験がある。MBSテレビ「痛快!明石家電視台」にも出演。そして今年1月10日に開催された西宮神社での「開門神事福男選び」で二番福を勝ち取った、NSC33期生の伊丹祐貴(30)とともに、フジテレビの番組で福男を目指したが、クジで外れ福男にはなれなかった。この日、プレゼンターとして登場した伊丹は「ボクも福男になった後、10本ぐらいテレビの仕事が来た。彼も一緒に挑戦した仲間。頑張ってほしい」と後輩にエール。その伊丹からきっちり福はもらったようだ。MCのたむらけんじ(45)も「スポーツマンらしい爽やかさがある」と太鼓判を押した。

 現在はバイトしながらNSCに通う傍ら、高校女子のラグビー指導も続けている。今年はラグビーW杯が大阪でも開催されるが「ラグビー関連の仕事、待ってます」としんやはアピール。優勝者へのご褒美として東京・TBS赤坂ACTシアターで開催される「大阪よしもと漫才博覧会〜この中に絶対いる!〜」(3月1、2日)の出演権が与えられるが「ピン芸人だけど、この勢いを当日、持って行きます」としんやは力強く語った。

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2019年2月18日のニュース