A.B.C―Z・河合 舞台単独初主演 かつて同居のふぉ〜ゆ〜・辰巳と20年ぶり共演

[ 2019年2月15日 15:18 ]

「トリッパー遊園地」の取材会に登場した(左から)脚本・演出の川浪ナミヲ氏、A.B.C−Z・河合郁人、ふぉ〜ゆ〜・辰巳雄大
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 A.B.C―Z・河合郁人(31)、ふぉ〜ゆ〜・辰巳雄大(32)、脚本・演出の川浪ナミヲ氏(46)が15日、大阪市内で舞台「トリッパー遊園地」(大阪松竹座、4月3〜7日)の取材会に登場。単独初主演の河合は「平成最後の舞台。後悔したくない」と全力投球で臨む意気込みを語った。

 河合は廃れた遊園地の経営改革に乗り出す主人公の社長・山ノ内マサヒロ役。太平洋戦争真っ只中の1944年の遊園地に、思わぬタイムトリップをする。そこで働く従業員・山ノ内ショウヘイ(辰巳)と出会い、現代、戦時中という2つの時代の中で人との交流、大切なモノは何かなどに気づいていくというストーリーだ。

 河合にとって戦争は「ずっと曇りのイメージ」だったそうだが、「決して毎日が暗かったわけではない。その時代があったから、今の僕たちがあるんだということを伝えたい」と熱い思いを語った。辰巳も「ボクと河合にとって平成最後の舞台となります。昭和と平成が交わった話。ここで学んだことを次の時代に生かせるか。楽しみです」と意気込んでいる。

 グループでの活動以外で2人が共演するのは河合が中学2年の時以来約20年ぶりのことだ。過去に2年間同居していた2人だが、2人だけで歌って、踊るのは初めて。河合によると「2人で歌うのはカラオケしかない」といい、辰巳は「一緒に住んでいた時は、鼻歌でハモってましたね」と笑わせた。

 「いつの時代に戻りたいか」と問われた河合は「2人で住んでいた頃に戻りたい」。一方の辰巳は「キスマイのデビューが発表された日、河合はいつもより長風呂だった。悔しくて泣いていたとあとで聞いた。あの日に戻り、(風呂場の)扉を開けて“泣かなくていい。DVDデビューするんだゾ”と言いたい」。さらに河合は、仕事で一番後悔していることを明かし「少年隊のウエストサイドストーリーのオーディションで緊張しすぎてダメでした。連れて行ってもらったジャニーさんから“YOUを連れてきたのは間違いだった”と言われ、その頃からジャニーさんのイジリが始まりました」。仲のいい2人が揃い、エピソードがいくつも飛び出した。

 他にはSKE48・惣田紗莉渚(26)、純名里沙(47)、いしのようこ(50)、渋谷天笑(35)、榎木孝明(63)らが出演する。

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2019年2月15日のニュース