志尊淳 今年は「責任」を感じた年「先が見えないことを楽しみたい」

[ 2018年11月24日 12:26 ]

イベントを開いた志尊淳
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 俳優の志尊淳(23)が24日、都内の書店で開かれた「志尊淳 セカンド写真集 『23』」の発売記念イベントに登壇した。

 「4年ぶりの写真集にはじめは抵抗がありました」と話す志尊。今回の写真集は「好きなことをやらせてあげる」と言われ、行先や衣装など、ほぼセルフプロデュースで志尊の意見などが多く取り入れられているという。撮影場所は初めて訪れたハワイ。イメージは志尊の一人旅だという。「初めは衣装を持っていたんですけど、食べているところ、寝ているところなど、自由に撮ってくださいということで、志尊淳という心構えをしていないところが撮られています」とありのままの姿が見られることを紹介した。

 さらにサーフィンに挑戦する姿や大自然の中でリラックスする表情や男の色気を感じさせる夜のダウンタウンなど、23歳の等身大の素顔が収められているという。

 今年1年を振り返ると「僕自身はあまり変わっていないんですけれど、周りの環境が変わったと思います」。さまざまな役柄に挑戦し、「責任」という言葉を感じた年でもあったそう。「性的マイノリティーの役を演じ、表現者としての発信の責任であったり、映画でも主演をやらせていただいた責任であったり…」と常に「責任」という言葉を考えていたという。

 来年の目標については「先が見えない。どうなるかわからない。これまでの取り組みは変えずに、先が見えないことを楽しんでいきたいです」と語った。

 志尊はNHK連続テレビ小説「半分、青い」(18年度上半期)の「ボクテ」役をはじめ、「女子的生活」(NHK、1月)、「トドメの接吻」(日テレ系、1月期)、「ドルメンX」(日テレ系、3月)など話題のテレビドラマに出演し、LGBTの難しい役どころから宇宙人まで、多彩な演技を見せた。映画「走れ!T校バスケット部」(11月3日公開)では主演を務めた。

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