柳家花緑、自身の発達障害に触れ「周囲が認めてくれると楽になる」障害悩む人にメッセージ

[ 2018年11月24日 23:12 ]

落語家の柳家花緑
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 落語家の柳家花緑(47)が24日放送のNHK「発達障害って何だろうスペシャル」(土曜後9・00)に出演。自身が学習障害であると明かし、障害との向き合い方や障害に悩む人々にメッセージを送った。

 戦後最年少22歳で真打ち昇進を果たし、落語会のプリンスと呼ばれる花緑だが「僕自身が学習障害だと知ったのは4、5年前。人に指摘されて調べたらそうだった。それまでは単なる落ちこぼれでした」と告白。文字を読むのが苦手だといい、ナレーションの仕事で台本を読むときは中学で習う漢字にも苦戦。読み方に自信がない言葉にはすべてふりがなをつけた。

 「文字を読むのが苦手だと感じたのは小学生のころ」で、文字を読むのが苦手なため国語だけでなく、他の科目も授業についていけなかったという。「音読って国語の授業で読まされるじゃないですか。そこが一番きつかった。友達の前で恥ずかしいって思いを出さなきゃいけない。“みんなどうせ俺が読めないの知ってるからいいよな”と、そこまでは開き直れないですよね。子供って。やっぱり読めないのが毎回恥ずかしいんです。子供の頃から根付いている自分はバカだ、何をやっても駄目だという思いが土台にあるんですよね」と苦しい心境を打ち明けた。

 番組に出演した児童精神科医師の吉川徹氏は「学習障害は知的な能力全体の障害ではないんです。特定の学習が極端に苦手。ただ、読むことが苦手だと勉強全部が苦手だと勘違いしたり、勉強が嫌いだと思ってしまうことがあります」と説明。「必ずしも読めないのではなく、文字は読めるけど凄く疲れる。疲れていると読めなくなったり、読むのに人の2倍かかることがあります」と補足した。

 花緑は自身が学習障害だと分かってからは「4、5年前にこの症状が分かってからは今も(気持ちが)変化していて、どんどん公表すればするほど、逆に自信がつくかもしれないという兆しがあります。周囲が認めてくれるとすごく楽になるんです。ありがたいと思います」と告白。

 番組ラストでは「(発達障害を)まず知ってもらうことが大切。多くの人にこの番組が見られたらいいなと思いました」といい、「一番悩んでいるのは当事者だと思う。自分の障害を受け入れる。私はこうやって笑って言いたいことを言えるようになったので、ぜひ早く、悩んでいる人がいたら一日も早く楽になって、もっと笑える人生を送ってほしい。これが僕の切なる願いです」と呼び掛けた。

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