早見あかり “ももクロ”時代の精神状態は「おかしかった 記憶がないんです」

[ 2018年11月10日 10:00 ]

早見あかり
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 女優の早見あかり(23)が9日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」(金曜後9・55)の人気企画「本音でハシゴ酒」に出演。2011年にアイドルグループ「ももいろクローバー」を脱退した理由をぶっちゃけた。

 2011年、早見が脱退した頃の“ももクロ”は「やっとテレビで出始めたぐらい」。2年半のアイドル活動について「大変でしたね。最初の頃はお金がなかったので、8人乗りのワゴン車で全国を回って、ライブをして、着いて、朝スーパー銭湯にいってお風呂入って、踊るみたいな。それが体力的に辛かった。メイク衣装もお金がないので、自分たちで持って行ってやって、荷物とかも運んで。ドサ回りをしてました」と振り返った。

 「(ファンは)気持ち悪くはなかったですよ」としつつも、自身について「この人(目の前にいるファン)が求めている言葉を言いたくない!というひねくれ者」と分析。「頭ではわかるんです、アイドルとして正解が頭の中にはある。わかりつつも、私以外の5人は計算ではなく言っているのが、見えていたから余計に辛かった」と複雑だった心境を吐露。「例えば、髪の毛切ってきたけどどうかな?って言われて、『前の髪型のほうがいいと思うよ』とか言ってました。私は推してくれている人はそれが嬉しかった人もいたらしいです」と苦笑した。

 その当時について、精神的に「おかしかった」と明かした早見。「外ではいい子ちゃんで、家の中で大暴れしていた」といい、「家にあるものを何でも投げたりとか。母親に向かってやってました。フラストレーションを全部。おかしかったので、その当時の記憶がないんです」と明かした。

 番組では、コント番組「ウレロ☆未確認少女」(テレビ東京)で一緒にレギュラー出演していたお笑い芸人のバカリズム(42)がVTRで「ことあるごとに大人は嘘つきだ!って言ってました。口癖のように」と暴露。その真意について、早見は「子どもの頃から闇深くて、私に近づいてくる人間はみんな敵だと思っていた。ももクロやっている時のマネージャーが割と嘘をつくタイプというか」とポロリ。それでも「語弊を生みたくはないんですけど、今の23歳の私からしたらそのプロモーション戦略は正解だったと今はわかります」と成人した今では理解ができることだと強調した。

 「女優としてやっていきたい」とグループを脱退した早見。自身の脱退後にグループは「ももいろクローバーZ」に改名してブレーク。「すごいなと思います。(嫉妬は)まったく思わなかった、本当に」としつつも、「自分自身アイドルに向いてないなと思って、みんなに迷惑かけてやめてしまったのもある」と自身の脱退についても言及。「自分が嘘をついて『これおかしいな』って思いながら、メンバー5人とかファンの人の前に立つのは無しなんじゃないかと思った」と脱退を決意した心境を明かした。

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