柄本佑“ポルトガル愛”熱弁 母・角替和枝さんについては語らず

[ 2018年11月10日 14:31 ]

「ポルト恋人たち 時の記憶」初日舞台あいさつに出席した(左から)中野裕太、柄本佑、舩橋淳監督
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 俳優の柄本佑(31)が10日、都内で行われた「ポルトの恋人たち 時の記憶」(監督舩橋淳)初日舞台あいさつに出席した。柄本は先月27日に亡くなった母で女優の角替和枝さん(享年64)について、この日も語ることはなかった。

 柄本は「ポルトガル出身のマノエル・ド・オリヴェイラ監督が大ファンでして…。新婚旅行も11日間、ポルトガルに行きました。この映画の話を聞いたとき、ポルトガルに行ける、行きます!」と熱烈なポルトガル愛を語った。

 さらに「現地では、地元の人しか知らないような場所、崖とかに行けたのがすごく楽しかったです」と柄本。また、撮影の合間に用意される昼食がものすごく豪華だったと振り返り、ポルトガル体験に大満足だった様子。ただ、苦労したのはポルトガル語。共演の中野裕太(33)は「1カ月半で日常会話が話せるレベルにしないといけなくて。勉強しすぎて、知恵熱が出ました」と明かした。

 物語の舞台はリスボン大震災後のポルトガルと東京オリンピック後の日本。乗り越えられない境遇によって引き裂かれ、その挙句に恋人を殺害された女が、想像もつかない復讐を思いつく。18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台にした異色のラブミステリー。日本・ポルトガル合作映画として、初の日本人監督作品。

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