平成最後の紅白司会決定 史上3番目年少の広瀬すず&個人では初の櫻井翔 映画共演で相性バッチリ

[ 2018年11月10日 05:30 ]

広瀬すず
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 NHKは9日、大みそかの「第69回紅白歌合戦」(後7・15)の司会者を発表した。紅組司会は女優の広瀬すず(20)、白組司会は嵐の櫻井翔(36)。総合司会には2年連続でウッチャンナンチャンの内村光良(54)、桑子真帆アナウンサー(31)を起用した。

 来春放送開始の朝の連続テレビ小説100作目「なつぞら」で主演する広瀬は、96年に19歳で抜てきされた松たか子、86年に20歳3カ月だった斉藤由貴に次ぐ、史上3番目の若さ。今回が初の紅白出演で、本格的な番組司会も初めて。「本当にどうしていいのか分からないというのが今の正直な気持ち。“朝ドラ、100作目だからね。頑張ってね”と言われたときと同じようなプレッシャーと責任を感じております」と戸惑いつつ「心強い先輩方とご一緒できるのを楽しみにしております」と意気込んでいる。

 そんな広瀬を支える存在として白羽の矢が立ったのが櫻井。個人としては初の白組司会となる。同じ嵐のメンバーで、来春放送のNHKドラマ「永遠のニシパ」に主演する松本潤(35)も有力視されたが「数多くの番組で司会やキャスターを務めてきたキャリアが、初司会となる広瀬のパートナーに適任と判断されたのでは」と関係者。2人は今年公開された映画「ラプラスの魔女」で共演しており、コンビネーションもばっちりだ。

 櫻井は「幅広い多くの方の心に残る紅白になるよう、精いっぱい務めてまいりたい」と力を込めた。内村と桑子アナは昨年の紅白で、ソツのない安定した司会ぶりが高く評価された。

 「平成最後の紅白」は若者から年長者まで幅広い世代に寄り添い親しまれるような番組作りが目標。平成の30年間を家族全員で振り返り、懐かしむような演出が期待できそうだ。フレッシュな広瀬と、それを支える3人が大舞台をリードする。

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2018年11月10日のニュース