安藤和津、角替和枝さん悼み涙「こんな数日で悪化するとは…」

[ 2018年10月30日 16:45 ]

29日、角替和枝さんの弔問に訪れた安藤和津
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 エッセイストの安藤和津(70)が30日、生出演したフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、27日に原発不明がんのため亡くなった角替和枝さん(享年64)について「こんなに数日で悪化するとは思わなかった」と涙ながらに悼んだ。

 安藤の次女で女優の安藤サクラ(32)は、角替さんと俳優・柄本明(69)夫妻の長男・柄本佑(たすく、31)と2012年に結婚。サクラが昨年の第1子の長女出産前後に柄本家で暮らしていたこともあり、安藤も「サンダル履きでお互いに行き来できる」仲の良い関係になったという。

 「ホントに素敵な人でしたよ。サバサバしていて明るいんだけど、物凄い繊細だし気配りがある」と角替さんの人柄を偲んだ安藤。昨年から闘病していたが、「本当に頑張っていろいろ病院にも行かれていたし。まだまだ生きてくれると思っていました」という。「お会いした時も『食欲は?』って聞いたら『あるのよ、それが』って。『どんなことしたい?』と聞いたら『マージャンでもいいね』。本当に明るかったし元気あったし、こんなに数日で悪化するとは思わなかった」と言葉を絞りだした。

 サクラは現在放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)で、ヒロインの福子を演じている。オファーが来た際は第1子出産直後で出演を迷っていたが、角替さんが「あんた、これやらないなら一生仕事やめな」と背中を押したという。安藤は、サクラが出産後は仕事を辞めようと思っていたことを明かし、「(サクラが)前向きになれない、頭ではやったほうがいいと思うけれど、心は子どもの母親でありたいっていう。引き裂かれそうなところを、和枝さんがその一言を言ってくれなかったら彼女は福ちゃんをやれてなかったと思う」と娘を後押しした角替さんへの感謝を口にしていた。

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2018年10月30日のニュース