斎藤七段が初タイトル王座獲得 八大タイトルを東西で半分ずつ分け合うことに

[ 2018年10月30日 21:55 ]

 将棋の第66期王座戦5番勝負第5局は30日、甲府市で指され、挑戦者で先手の斎藤慎太郎七段(25)が109手で中村太地王座(30)を破り、対戦成績3勝2敗で初タイトルとなる王座を獲得した。

 斎藤新王座は奈良市出身で、畠山鎮七段門下。2004年、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。12年にプロ棋士の四段となり、昨年の棋聖戦でタイトル戦初登場を果たした。今回、2度目の挑戦を実らせた。

 中村前王座の初防衛は、ならなかった。

 プロ棋士は関東と関西の将棋連盟に所属。関西に在籍する斎藤新王座の誕生により、八大タイトルを東西で半分ずつ分け合うことになった。

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2018年10月30日のニュース