藤井七段 王位戦の初戦で山崎八段に敗れる 「今の実力的にもしょうがない」と淡々

[ 2018年9月15日 05:30 ]

王位戦予選2回戦で山崎隆之八段(右)に敗れた藤井聡太七段(左)
Photo By スポニチ

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(16)が14日、大阪市の関西将棋会館で指された王位戦の初戦となる予選2回戦で、山崎隆之八段(37)に138手で敗れた。8大タイトル戦の予選初戦敗退はこれが初めて。

 終局後は「勝ち続けることはない。今の実力的にもしょうがない」と淡々。ただ、3日の前局で今年度中のタイトル獲得が消え、来年度に目標を切り替えたばかりだけに落胆も見て取れた。

 振り駒で16連勝中の先手番を得たが、山崎の果敢な攻めに屈した。敗因を「序盤で積極的に指す順があったと思うが見送ってしまい、少しずつ(駒を)動かしづらくなった」と分析。昨年8〜9月以来、自身2度目の公式戦連敗(テレビ棋戦は対局日)も喫した。

続きを表示

2018年9月15日のニュース