朝は苦手?安田顕、伊勢谷友介からの指摘に「テンション低いです」

[ 2018年9月15日 11:00 ]

映画「愛しのアイリーン」公開記念舞台あいさつに登壇した安田顕
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 俳優の安田顕(44)が15日、都内で行われた主演映画「愛しのアイリーン」の公開記念舞台あいさつに女優の木野花(70)、俳優の伊勢谷友介(42)とともに登壇した。

 国際結婚を軸に、夫婦、親子、家族における壮絶な愛の形をダイナミックに描いた作品。主演の安田は「これから始まるんですけど、何か自分の中では終わっちゃった感があって、寂しい感じはある。これだけ見てくださいと、宣伝を躍起になったというのは、単純に試写で見た時に凄いと思えたから」と仕上がりに自信。公開前は「代表作に」という発言も聞かれたが、「『代表作になるかも』とは言ったかもしれないけど、『代表作になる』とは言った覚えはない。なるかならないかは、ご覧になった方の評価ですから」と笑わせた。

 伊勢谷は「あんまりいい役ではないです。僕はだいたいそういう役回りが多いので比較的慣れております」とニヤリ。それでも、現場の熱量がすごかったようで、「昨今やっていたドラマでは感じたことない空気感を感じていた。芝居合戦というか、高め合う現場で僕にとっては幸せでした」。安田の現場での居方も「素晴らしかった。ただ、朝は超テンションが低い。ひどい雰囲気だった」と“絶賛”。この日も、朝早くからの舞台あいさつだったことで、安田は「それもあるんですかね。テンション低いです」と苦笑い。木野もそんな安田に「低いぞ」とツッコミを入れていた。

 安田の地元、北海道では今月6日に最大震度7の大地震が起こり、多くの被害が発生した。作品にかけて“愛の定義”を聞かれた安田は「この間、北海道で停電がひどかった時に、すすきのの風俗店がお風呂を無料開放した。あれも愛じゃないですかね」と笑顔。室蘭市に住む実父も公開日の14日に作品を鑑賞したことを報告してくれたといい、「こういった状況でありがたい」と感謝。映画の感想は「凄い映画でした」というものだったようで、「さすが親父だな」と感心しきりだった。

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