笑福亭仁智、苦労続きは「前会長のたたりやないかと…」 繁昌亭12周年式典

[ 2018年9月15日 13:13 ]

大阪市内の定席「天満天神繁昌亭」で開かれた12周年記念式典に出席し、関係者らと鏡割りを行う上方落語協会会長の笑福亭仁智(左から2人目)副会長の桂米団治(左)
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 上方落語協会会長の笑福亭仁智(66)が15日、大阪市内の定席「天満天神繁昌亭」で開かれた12周年記念式典に出席した。

 定席設立に尽力し、5月末に退任した6代桂文枝(75)から会長職を引き継いでまだ3カ月半。その間、翌6月に大阪府北部地震で同館が初めて休館し、7月には豪雨災害で楽屋が水漏れ、今月には台風21号で再び休館という災難に見舞われた。「それもこれも前会長のたたりやないかと思って、心でお祓いしている」と苦労話を笑いにかえたあいさつで場を和ませた。

 ただ、開館以来の来場者は今年中に160万人突破が見込まれるなど順調に推移。「20年30年と続けていけるよう、努力する所存です」と決意を示し、見守った落語ファンらから拍手を浴びていた。

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2018年9月15日のニュース