福田こうへい、金足農エースと「響きが似てるね」 新曲ヒット祈願で天竜川船下り

[ 2018年8月23日 18:00 ]

天竜川下りの船頭に挑戦する福田こうへい
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 歌手の福田こうへい(41)が23日、長野県飯田市で天竜川の船下りに挑戦した。

 天竜川を舞台にした最新曲「天竜流し」のさらなるヒットを祈願した企画。法被に桧笠(ひのきがさ)をかぶった船頭スタイルで日本屈指の急流「暴れ天竜」に挑んだ。

 35分にわたって6キロを下り「かなり大変だった。根気と体力と精神力が必要。川の流れを読んで船をその方向に向けていく舵取りが難しかった」と汗をぬぐった。「天竜流し」は売り上げが10万枚を突破。「この経験を糧に、ひと味もふた味もいいものにしていきたい」と、歌唱表現に生かしていくつもりだ。

 2年連続で出場しているNHK紅白歌合戦への意気込みを聞かれると「選んでもらえるように頑張る。演歌と民謡の二刀流でそれぞれの良さを伝えていく」と抱負。劇場公演やディナーショーを除く年間192公演のハードスケジュールを、意気に感じながらこなしていく。

 夏の高校野球の金足農の快進撃に刺激を受けた。岩手県在住の同じ東北人として「粘り強い東北人らしさが試合に出ていた。やればやるほど強くなった」と誇らしく感じている。

 決勝戦があった21日午後は、埼玉県草加市でのコンサートと重なった。公演中の着替えのタイミングでテレビ中継を2回見たといい「1回目に見た時は1点を返した時で“おーっ!いけるぞ”と思ったけど、2回目の時には10点以上取られていた」と悔しそうに回想。「残念だったけど、準優勝で十分、十分だ」と健闘をたたえた。

 エースの吉田輝星投手には「よしだこうせいとふくだこうへい、響きが似ているね」と親近感を覚えている様子。「せっかくのチャンスだし、大学進学ではなくプロに転向してほしい」と期待した。

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2018年8月23日のニュース