早霧せいな　異例の「るろうに剣心」男役再演　「最初は悩みましたが…」

宝塚時代にも主演した「るろうに剣心」で、再び緋村剣心を演じる早霧せいな
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　元宝塚歌劇団雪組トップスターの早霧せいな（年齢非公表）が、宝塚時代にも主演した「るろうに剣心」（１０月１１日〜１１月７日＝東京・新橋演舞場、１１月１５〜２４日＝大阪松竹座）で再び主人公を演じることになり１８日、大阪市内で取材会を行った。

　同作は、和月伸宏氏原作の大ヒットマンガをミュージカル化したもので、早霧がトップ時代の１６年２月、宝塚大劇場で初演。退団後も同じ“男役”を演じるのは異例中の異例だが、早霧は「最初にお声を掛けていただいた時は正直、かなり悩みました。だけど、あの役を他の人がやってるのを見るのもイヤだなって思った」と告白。「“過去と比べない”って自分に言い聞かせながら、それでも当時、一緒に作ってきた仲間に恥じないようやっていきたい」と、肩の力を抜きながらも全力投球することを誓った。

　上演する新橋演舞場などには、宝塚大劇場にはなかった「花道」がある。この初体験も楽しみにしているようで「必要以上に見えを切って走ってみたいですね」といたずらっぽく笑った。