小説家・高見沢俊彦 早くも2作目執筆 文学賞獲りに意欲「音楽では縁がなかった」

[ 2018年8月18日 19:00 ]

自身初の小説「音叉」のサイン会を行った「THE ALFEE」の高見沢俊彦
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 ロックバンド「THE ALFEE」の高見沢俊彦(64)が18日、都内で自身初の小説「音叉」(文藝春秋刊)のサイン会を行った。早くも2作目の執筆に取りかかっているといい「音楽家と小説家の“二刀流”で頑張りたいです」と意気込んだ。

 同作は、1970年代を舞台にバンドでプロデビューを目指す若者の姿を描いた青春小説で、「高見澤俊彦」名義で執筆。発売から約1カ月で3万2000部が売れる好評ぶりに「うれしいです。それしかありません」としみじみ。

 執筆を終えて「作詞は45年やっているけど、小説は新鮮でした。書き終えてから作詞をしたら“文字数が少ないな”と思いました」と独特の感想。「音楽では賞に縁がなかったので、本の世界では頑張ってみたいですね」と文学賞にも意欲をのぞかせた。

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