アレサ・フランクリンさん31日に葬儀 米で追悼番組相次ぐ

[ 2018年8月18日 10:42 ]

 米音楽界で「ソウルの女王」と呼ばれ、16日に76歳で亡くなった黒人歌手アレサ・フランクリンさんの葬儀が31日、地元の中西部ミシガン州デトロイトの教会で行われることが決まった。AP通信などが伝えた。CNNテレビなどが生涯を振り返る特集番組を放送し、追悼ムードが続いている。

 長年交流関係があった人気黒人ミュージシャンのスティービー・ワンダーさんは17日、CBSテレビで「歌手であれば誰でも彼女から影響を受けた」と述べ、影響力の大きさを強調した。14日に危篤状態のフランクリンさんを見舞い、別れの言葉を伝えたという。

 米音楽専門チャンネル「MTV」はニューヨークで20日に開く音楽イベントでフランクリンさんを表彰する。長年の友人で作品を手掛けてきた大物音楽プロデューサー、クライブ・デイビス氏が11月に功績をたたえるコンサートを計画していることも伝えられた。

 米メディアによると、各地の音楽ホールやライブハウスが追悼の掲示板を掲げ、レコード店は特集コーナーを設けた。ロサンゼルス・ハリウッドの「ウオーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」には、フランクリンさんの名前を刻んだ星形プレートが埋め込まれており、その上には多くの花束や感謝の言葉が書かれたカードが供えられた。(共同)

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2018年8月18日のニュース