12日「シンソウ坂上SP」死刑判決にならなかったオウム真理教・林受刑者自首の真相に迫る

[ 2018年7月11日 15:33 ]

オウム真理教事件を扱ったドキュメンタリードラマに出演する(左から)岡部たかし、松尾諭、渡辺いっけい(C)フジテレビ
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 フジテレビは12日の「直撃!シンソウ坂上SP」(木曜後7・57)で松本智津夫死刑囚ら7人に対し、6日に死刑が執行されたことで大きな節目を迎えた「オウム真理教事件」について放送する。

 1995年にオウム真理教が引き起こした「地下鉄サリン事件」の実行犯の中で、唯一死刑判決にならなかった林郁夫受刑者。死刑判決ではなく無期懲役の判決が下されたのは、林受刑者が「地下鉄サリン事件」への関与について自首、さらにはオウム真理教の実態について全てを告白し、それらが事件の全容解明、そしてオウム真理教解体につながったからだった。

 林受刑者は、なぜ教団に背を向け、全てを告白したのか。その背景には合計1500時間にわたって彼の取り調べを担当した刑事との知られざる攻防があった。

 番組では、担当刑事への徹底取材をもとにしたドキュメンタリードラマを放送。ドラマでは林受刑者を岡部たかし(46)、取り調べを行った警視庁第三機動捜査隊・稲冨功氏を渡辺いっけい(55)、稲冨氏の後輩刑事を松尾諭(42)が演じる。序盤の取り調べでは、オウム真理教独自の勝手な理論ばかりを述べていた林受刑者が、警察側も全く予期していなかった「地下鉄サリン事件」への関与を自ら告白したのはなぜだったのか。林受刑者の自首の真相に迫る。

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2018年7月11日のニュース