羽生2冠 棋聖戦タイに 前人未到のタイトル通算100期王手

[ 2018年7月11日 05:30 ]

将棋の棋聖戦第4局で、豊島八段(手前)を破り対戦成績を五分とし、通算100期に王手をかけた羽生棋聖
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 将棋の第89期棋聖戦5番勝負の第4局が10日、新潟市で指され、先手の羽生善治2冠(47)が挑戦者の豊島将之八段(28)に133手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイとして決着を最終局に持ち込んだ。

 永世7冠の資格を持つ羽生は、これまでタイトルを歴代最多の通算99期獲得。第5局に勝って棋聖防衛を果たせば、前人未到のタイトル通算100期を達成する。羽生は注目の集まる最終局へ「悔いが残らないよう思い切り指したい」と語った。第5局は17日、東京都千代田区で指される。

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2018年7月11日のニュース