水樹奈々も期待!来れ“新声” 業界初ナレーターオーディション 所属事務所の30周年企画

[ 2018年7月10日 05:30 ]

「シグマ・セブン」に所属の水樹奈々も新星の誕生に期待を寄せる
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 NHK紅白歌合戦にも出場した歌手で人気声優の水樹奈々(38)が所属する芸能事務所「シグマ・セブン」が、業界初となる「番組ナレーターオーディション」を開催することになった。

 創立30周年を記念した企画でホームページなどで募集。書類選考やナレーションの音声審査を経て、最終審査を行い、12月にグランプリを決定する。参加資格は18歳以上で性別、プロアマは関係なし。事務所関係者は「若くて才能のある人材を発掘したい。60代でもバリバリ仕事ができるし、息が長い業界。即戦力に期待したい」としている。グランプリ獲得者はシグマ・セブンに所属。毎日放送(関西ローカル)のドキュメンタリー番組「映像18」のナレーションを担当する。

 歌手業だけでなく、「満天☆青空レストラン」のナレーターを務める水樹も“新星”誕生に期待。「30周年という節目に行われる、新しい試みのオーディションです。みなさんから届く、魂のこもった声と言葉にたくさんの刺激を受けそうです!」と喜んでいる。

 同社には日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」の槇大輔(72)やフジテレビ「人志松本のすべらない話」を担当するトップナレーターの若本規夫(72)らが在籍。「超人バロム・1」(1972年)の宿敵ドルゲ役など数ある特撮ヒーロー物の悪の親玉の声を務め続け、“日本で最も地球征服に失敗した男”と呼ばれる飯塚昭三(85)も所属している。

 同社では2005年から2年に1度のペースで声優オーディションも開催。アニメ「ちはやふる」(2011年)のヒロイン綾瀬千早役を演じる瀬戸麻沙美(25)らを輩出しており、今回のオーディションも若手の登竜門となる可能性は十分。

 下積みを経て第一線に出るまで10年近くかかるとされるナレーター業界で、またとないチャンスとなりそうだ。

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