JASRAC会長 イメージ払拭に執心「徴収することだけが表に出る」

[ 2018年7月10日 15:31 ]

 日本音楽著作権協会(JASRAC)新体制発足に伴う記者会見が10日、都内で行われ、再任となった、いではく会長らが出席。所信表明を行った。

 会見の冒頭でいで会長は「2年前、私が初めて会長に就任した際に愛のあるJASRAC運営を心掛けたい申し上げました。世間的に我々の印象というものが、固いとか役所的だというものだと感じておりましたので、イメージを払拭したいということから活動して参りました」と1期目を振り返った。

 続けて「(音楽の使用料を)徴収することだけが表に出てて、分配を権利者の方々にしていることが伝わりにくかった。JASRACは正しく分配をしているんですよということを言ってきましたが、世間的にそのような受け止められ方をされていないのが残念」とし、再任となった今期については「世間の人たちが感じているような不透明感みたいなものは払拭していきたい。それが2期目の仕事かなと感じています」と力強く語った。

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