「半分、青い。」律の電撃プロポーズに鈴愛「無理」その真意は…4年後に後悔「イエスと言えば」

[ 2018年6月26日 09:38 ]

連続テレビ小説「半分、青い。」第74話の1場面。時は流れ、1999年。連載を打ち切られた鈴愛(永野芽郁、右)(C)NHK
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 女優の永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)の第74話が26日に放送され、鈴愛(永野)は“運命”の幼なじみ・律(佐藤健)からのプロポーズに「無理だ」と答えた。

 前日25日放送の第73話ラスト。岐阜に帰省した律は5年ぶりに再会した鈴愛に「結婚しないか」とプロポーズ。鈴愛の返事に注目が集まっていた。

 第74話は、時は流れて99年春。28歳を迎えようとしていた鈴愛は4年前の律の言葉が忘れられない。

 律「結婚しないか。京都に一緒に行かないか」

 鈴愛「ごめん。無理だ」

 律「そうだよな。いや、冗談。いや、冗談じゃなくて、本気だったんだけど。オレと鈴愛はそういうんじゃないもんな。なんつーか、同じ日に生まれて、きょうだいっつーか。ソウルメイトっつーか。ごめん、今の忘れてくれ」

 その後、鈴愛は漫画の連載を打ち切られ、秋風(豊川悦司)のアシスタントをして食いつないでいる。4年前を回想し、鈴愛のナレーションで「忘れられなかった。そして、そういうんじゃなくなかった。私は律が好きだった、きっと、たぶん、絶対に」と打ち明けた。

 戦友のユーコ(清野菜名)やボクテ(志尊淳)とお酒を飲んでも「結婚すればよかった。あの時、律にイエスって言えばよかった」と後悔。「私は今、今というのは今から4年前の1995年のことですが、その時点で京都に行ったら、仕事は来なくなる、と思いました。そして、何を隠そう、私はそこからグングン売れるつもりでした。売れたら、律に逆プロポーズしてやる、くらいに思っていました」と当時の心境を振り返った。

 鈴愛の「ごめん。無理だ」の返事に、ボクテは「それって、どう聞いても『おまえとは無理』って聞こえるよね」。鈴愛は「そういう意味じゃない。今は無理。売れたら、迎えに行く、くらいの。(そこまで)言う前に、電車が来てまった」と真意を明かした。

 インターネット上には「タイミングだよなぁ。ベクトルが結婚や恋愛に向いていない時のプロポーズは、うまく返事ができないもの」「ほとんどの視聴者が断らないであろう律のプロポーズ。 鈴愛にとっては、律の破壊力は無効なんだよね。生まれた時から一緒だもん」「幼なじみと『別れる』なんて必要、本来はなかった。あれがなければ、もしかしたら、なんだかんだ本人らの間でだけは幼なじみでいられたのに。それを変えたのは律。5年後のプロポーズも鈴愛からすれば唐突で。鈴愛の恋のような違うような気持ちが、律からのアクションでいつもねじ曲げられる」など、さまざまな反応が見られた。

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2018年6月26日のニュース