張本勲氏 大谷故障に心配顔 「走り込んでないから。投手は足で投げる」と持論も

[ 2018年6月10日 09:45 ]

野球解説者の張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(77)が10日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、右肘の内側側副じん帯の損傷で自身初となる10日間の故障者リスト(DL)に入ったエンゼルスの大谷翔平投手(23)について言及した。

 右肘の内側側副じん帯の損傷に「これメス入れたら1年半くらいかかりますよ」と手術した場合、長期離脱となる可能性があると指摘。打者としての影響も大きいとし、「左打者は右手が中心にならないとダメなんです。右肘ダメだと打者としても影響ある。投手としては生命にかかわる。心配だねえ」と表情を曇らせた。

 また、ケガの要因については「何回も言ってるけど、走り込んでないから」と持論を展開。MCの関口宏(74)に「走り込んでいればこんなことない?」と問われると、「そうですよ。足で投げるから投手は。足で主導し、最後は足だから。手は後からついてくることですから。大投手はみんな同じことを言っています。一番苦しいし一番嫌なことだし一番大事なことをやらなきゃね。スポーツ選手は成功しませんよ」と強調していた。

 また、タッチアップの際、両太腿裏を痛め、DLに入ったヤンキースの田中将大投手(29)については、「パ・リーグ時代、バッターボックスに立ってないからね。ランナーにも出ていないから走り方が分からないよね。言葉悪いけど、抜くとこがないとダメ。あんなもの、無茶苦茶走んなくてもセーフはセーフだからランナーしょっちゅう出てる人なら分かる」と指摘していた。

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2018年6月10日のニュース