AbemaTV 日大・内田前監督と井上前コーチの会見に「非常に高い関心」

[ 2018年5月29日 15:40 ]

日大アメフット部・内田前監督(右)と井上コーチ
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 テレビ朝日は29日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、インターネットテレビ局「AbemaTV」で社会問題化している日大の悪質タックル問題で、23日に行われた日大の内田正人前監督と井上奨前コーチの会見の生中継に「高い関心が寄せられた」という見解を示した。

 AbemaTVは、開局から約2年1カ月となった今月18日で累計3000万ダウンロードを達成するなど、好調を維持しており、同26、27日に独占生中継した「メトロック2018」を280万視聴を記録した。また、「Abemaニュース」に関しては、南北首脳会談や新潟女児殺害事件、TOKIO元メンバーの記者会見、アメリカンフットボールの悪質タックル問題などで、この1カ月間は緊急編成を多数実施。総合ビジネス局担当の平城隆司常務(57)は、23日午後8時から都内で行われた日大の内田前監督と井上前コーチの会見にについては「総視聴者数が240万を超えるなど、非常に高い関心が集まりました」とした。

 「AbemaTVというのはチャンネル数を瞬時に増やすことができる。ニュースをやっている間にも、緊急会見があったら、同時に放送できる。何かあったら会見をAbemaTVでやっているのではないかと、ユーザーに認知していただければいい」と話した。

 また、今月20日よりテレビ朝日の人気バラエティーを放送する「バラエティーステーション presented byテレ朝」をスタート。毎週日曜夜8時から4時間にわたり、同局の往年の名作バラエティーシリーズの新作から現在地上波で放送中の人気番組の完全版まで、豪華ラインアップで放送する。狙いについて、平城常務は「テレビ朝日のメディア・コンテンツをさらにAbemaTVで広めていこうという狙いで始めたもの。往年のバラエティーや地上波でいろいろとチャレンジしているものをもっといろいろな方に見ていただきたい。まだ始まったばかりですか、認知されれば、どんどん広まっていくと思う」と自信をのぞかせた。

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2018年5月29日のニュース