「あさイチ」名コンビ卒業に長寿番組終了…今の番組トレンドは？

[ 2018年4月8日 13:00 ]

　【覆面座談会】暖かな春の訪れとともに芸能界の話題もヒートアップ。Ｖ６森田剛＆宮沢りえのビッグカップルがゴールイン。独立問題も大きな注目を集めています。おなじみの座談会メンバーが芸能ニュースの裏側に迫ります。

　本紙デスク　今年は３月で区切りとなる番組が多かったね。

　ワイドデスク　ＮＨＫの朝の情報番組「あさイチ」は、Ｖ６の井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーの両司会者が卒業。名コンビとして人気だったから残念だね。

　週刊誌記者　「あさイチ」を良い意味でＮＨＫらしくない番組に育てた功績は大きい。前番組の連続テレビ小説の感想を言って泣いてしまったり、性にまつわる話を堂々としたり。ＮＨＫを見なかった層を取り込むこともできたんじゃないか。

　ワイドデスク　卒業とともに有働さんがＮＨＫを退職したのもビックリした。これからの活動も気になる。

　リポーター　アナウンサーは退職後に面倒を見てくれる芸能事務所を決まってから辞めるのがほとんど。でも有働さんはそうではなかった。「ジャーナリストとして生きたい」と言っているし、これまでのフリーアナとは違った活動になりそうだ。

　本紙デスク　あさイチの後任の「博多華丸・大吉」は、“誰も傷つけないお笑いコンビ”と言われる。好感度も抜群だから、このまま番組の人気を引き継げそうだ。

　ワイドデスク　一方で、フジテレビの長寿バラエティー「めちゃ×２イケてるッ！」「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了。最終回の視聴率は、めちゃイケは１０・２％、とんねるずが９・７％だった。

　リポーター　「めちゃイケ」は人気コーナーで番組の歴史を振り返って、レギュラーメンバーが番組への思いを語って大団円を迎えるという形だった。私には懐かしくて楽しめましたが、視聴率は伸び悩んだようですね。

　週刊誌記者　放送時間が５時間と長くて間延びしたこともあるけど、番組のテイストが時代にそぐわなくなったようにも感じたね。

　本紙デスク　今はバラエティーと紀行ものをミックスした番組が人気。日テレ「世界の果てまでイッテＱ！」、テレ朝「陸海空　地球征服するなんて」が良い例だ。海外のさまざまな秘境や知られざる場所などを紹介しながら、芸人たちが笑いを取っている。

　リポーター　めちゃイケの後番組は「世界！極タウンに住んでみる」。特異な環境で暮らす世界中の人々にディレクターが密着する番組。まさに同じ路線を狙ってる気がします。

　ワイドデスク　これで失敗は許されないね。