尾野真千子「カーネーション」同窓会で涙…深い絆に「家族になったんやな」

[ 2018年4月8日 10:00 ]

連続テレビ小説「カーネーション」の同窓会で思い出を語った(前列左から)甲本雅裕、尾野真千子、麻生祐未(後列左から)川崎亜沙美、田丸麻紀、尾上寛之(C)NHK
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 女優の尾野真千子(36)が7日放送のNHK「“朝ドラ”同窓会 カーネーション」(後6・05)に出演した。

 2011年後期の連続テレビ小説「カーネーション」のヒロイン・小原糸子役の尾野、糸子の母・千代役の麻生祐未(54)、糸子の隣人・安岡八重子役の田丸麻紀(39)、糸子の幼なじみ・安岡勘助役の尾上寛之(32)、糸子の次女・直子役の川崎亜沙美(33)、近所の電器店店主・木之元栄作役の甲本雅裕(52)の6人が6年ぶりに再会。

 最後に「『カーネーション』というドラマを一言で表現すると?」と質問された尾野はフリップに「みーんなで家族!!」と書き「どこ撮っても(キャスト・スタッフが)一緒にやってくれて、それが深い絆になって、と思ったら、この人らと家族になったんやな、ここは帰る場所なんやな、私を育ててくれた人やな…」と当時を思い出して涙を流した。

 「カーネーション」が総合テレビの夕方に帯で再放送(10日スタート、月〜金曜後4・20、1日2話ずつ)されることを記念した“同窓会”。6人が撮影時の思い出や秘話を語り尽くした。

 朝ドラ85作目。映画「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」などの渡辺あや氏が脚本を担当。大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれたヒロイン・糸子が夢の洋装店を開業し、その後、女手ひとつで娘3人を育て上げる姿を描いた。ギャラクシー賞の大賞(テレビ部門)に輝くなど「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声もあったほど。

 朝ドラ旧作の再放送といえば、現在は「マッサン」をオンエアしているBSプレミアムの枠(月〜金曜前7・15、1日1話)がおなじみだが、今回は地上波、総合テレビ。今回の編成は過去20年ほどは例がなく、NHKも「おそらく連続テレビ小説の放送開始(1961年)以来初となる」と語る超異例の試み。

 NHKは「視聴者から再放送希望が多数寄せられる朝ドラを総合波でも新たに編成することで、より幅広い視聴者サービスとするため。また2019年春に100作(「夏空―なつぞら―」)を迎える連続テレビ小説の魅力を改めて多くの視聴者の皆さんにお伝えするため」と狙いを説明している。

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