ジブリ映画「火垂るの墓」高畑勲監督が死去 日本アニメの礎築く

[ 2018年4月6日 08:22 ]

高畑勲監督
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 「火垂るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」など数々の名作を手掛けたアニメーション映画監督の高畑勲(たかはた・いさお)さんが5日午前1時19分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。82歳。三重県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。お別れの会を5月15日に開く予定。

 東大仏文科卒業後、東映動画に入社。1968年に「太陽の王子 ホルスの大冒険」で劇場用長編アニメを初監督した。70年代に「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などのテレビシリーズをみずみずしい感性で演出し、日本アニメの礎を築いた。

 84年に宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」をプロデュース。翌年、宮崎監督とスタジオジブリを設立し、二人三脚でヒット作を生んだ。

 野坂昭如さんの小説を自身の監督・脚本で映画化した「火垂るの墓」をはじめ、「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」など、監督作品は国内外で高く評価され、宮崎監督とともに日本のアニメを世界に誇る文化にまで押し上げた。

 2013年には「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年ぶりに監督した「かぐや姫の物語」を公開。14年に世界最大級のアニメ映画祭であるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で名誉賞を受けた。15年には同国の芸術文化勲章オフィシエを受章した。

 1998年紫綬褒章。著書に「十二世紀のアニメーション」など。

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