「西郷どん」追加キャストに松田翔太、風間俊介、ハリセン近藤ら21人

[ 2018年2月14日 10:45 ]

「西郷どん」追加キャスト発表会見に出席した(前列左から)泉ピン子、玉山鉄二、松田翔太、鈴木亮平、風間俊介、内田有紀(後列左から)里アンナ、町田啓太、石橋蓮司、秋山菜津子、斎藤嘉樹
Photo By スポニチ

 俳優の鈴木亮平(34)主演で放送中のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の追加キャスト発表会見が14日、東京・渋谷の同局で行われ、徳川慶喜役の松田翔太(32)、岩倉具視役の笑福亭鶴瓶(66)ら21人の追加キャストが発表された。

 福井藩士・橋本左内役に風間俊介(34)、桂小五郎役に玉山鉄二(37)、 勝海舟役は遠藤憲一(56)に決まった。また、13代将軍・家定の母・本壽院役に泉ピン子(70)、 松平慶永役の津田寛治(52)、龍佐民役の柄本明(69)、祇園の芸妓おゆう役に内田有紀(42)。風間をはじめ、京都の旅籠「鍵屋」の仲居・虎役の「ハリセンボン」の近藤春菜(34)、島津家家老・小松帯刀役を務める町田啓太(27)が大河初出演を果たす。

 3度目の大河出演となる松田は「鈴木さんが作っている現場がいかに温かくて、和やかで、この現場、独特の雰囲気があって、途中だったんですが、凄くやりやすい雰囲気でやらせていただいます。今回の一橋はちょっと違った切り口から入っていくので、戸惑いもあったけど、素直に演じられれば」と意気込みを口に。

 また、初大河となる風間は「撮影に入って、日々、初めの大河がこの『西郷どん』で良かったとつくづく思っています」と感慨深げに話すと「鈴木亮平くんが作る空気が器が大きくて、そして、みんなを包み込むような雰囲気でやらせていただいて、『ああ、これが日本を変えていく力になっていくんだな』と、亮平くんを見ているのか、西郷さんとして見ているのか、そんなリンクして、日々楽しく幸せに過ごしています。左内は西郷さんがなくなった時に、懐に左内からの手紙があったという話もある。この2人の友情や思いが詰まっている。僕らなりのこれが2人のキヅナだったというものが伝われば」と力強く話した。

 3月以降の江戸篇では、西郷とこの2人の3人の活躍が見どころの一つとなる。風間は「3人で並んで歩くと、本当に三者三様というか、よくある大男がいて、力持ちがいて、ちょっと頭脳のちっちゃいのがいるという、この3人が並ぶと物語の黄金比率みたいなものを感じる」と笑顔。松田が「なんか知らないけど、僕がリーダーみたいな感じで。セリフの合間も息の合った頷きをしていたり、可愛らしい2人に囲まれて幸せ」と話せば、鈴木も「なんか見たことあるトリオだなって。凸凹トリオに動いています」と早くのチームワークの良さを披露した。

 同作の制作統括・桜井賢チーフプロデューサー(CP)も松田について「品があって、オーラがあり、慶喜というこの時代を生きた人を表現していただける色気を持っている方として、とてもイメージが合う方だった」。風間については、作品を一緒にしたことはないものの、以前から親交があるといい、「なんと人懐っこい人なんだと」と印象を語り、「橋本という西郷どんとはまったく違う、言ってみれば超秀才。中学生で大学行くぐらいの学問を身に着けながら、ああいう時代の中を駆け抜けていくしなやかさをもってらっしゃるとてもイメージにピッタリ。風間さんはもう左内でしかない!」と太鼓判を押した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月14日のニュース