桂雀々 独演会で時事ワード満載の大ネタ披露 円広志もサプライズ出演

[ 2018年1月28日 17:47 ]

桂雀々(左)の「地獄八景亡者戯」にサプライズで登場した円広志
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 落語家の桂雀々(57)が28日、大阪・新歌舞伎座で独演会を開き、約1時間の大ネタ「地獄八景亡者戯」を披露した。“はれのひ”“貴ノ岩”など時事ワードも随所に盛り込み、爆笑を誘った。

 えんま大王が地獄行きか極楽行きかを裁く場面では、死者の1人として歌手でタレントの円広志(64)が三角頭巾姿でサプライズ出演した。「こう見えても隠し芸がある」と歌唱力をアピールするも、「去年人前で歌ったのは2回」と歌手らしからぬ発言で、笑わせた。

 ヒット曲「夢想花」のイントロが流れると「さあ、飛んで飛んで…皆さんと一緒に天国にまいりましょう!」と呼びかけ、変わらぬ美声を響かせたが、2コーラス目で「しんどいわ」と歌唱拒否。「も〜ええ!飛んでしまえ!」と、“雀々えんま”に強制退去を命じられた。思わぬ飛び入りゲストに、客席からは大きな拍手が送られた。

 同公演には、春風亭昇太(58)もゲスト出演した。

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2018年1月28日のニュース