とろサーモン「寝る時間ない」仕事殺到で嬉しい悲鳴も…「金銭的には貧乏」

[ 2017年12月15日 13:23 ]

<NSC東京「とろサーモン特別授業」に登場したとろサーモンの村田秀亮(左)と久保田かずのぶ
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 「M―1グランプリ2017」で第13代目王者となったお笑いコンビ「とろサーモン」の村田秀亮(38)と久保田かずのぶ(38)が15日、東京・神田のNSC(吉本総合芸能学院)東京にて未来の人気芸人たちである現役生を相手に特別授業を実施。Mー1優勝後の変化を明かした。

 今月3日に王者となり、11日が経過。村田は「(生活は)変わりました。ずいぶん。出身の宮崎のほうにロケに行ったりしたんですけど、おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでくれて。金銭的にはまだ一切ないので、優勝する前の貧乏な状態ですけど」としみじみ。久保田も「(地元の宮崎の)空港に垂れ幕があって『日本一、とろサーモン、漫才師おめでとう』みたいな。その横に、『宮崎県和牛協会日本一おめでとう』というのが偶然あって。なんの縁やねんって。そっちのほうが日本一って出ているので」と決勝戦で最後まで戦った「和牛」を引き合いに笑いを誘った。

 スケジュールはぎっしり詰まっており、休みはまったくないという2人。久保田は「時間の大切さがリアルに分かる。寝る時間がリアルにない」と嬉しい悲鳴を上げた。

 大会前の下馬評では和牛の人気が高かった。村田は「あの3組残って、僕らはないなと思っていた」といい、「和牛か、ミキかなと、信じられなさすぎてウソやろ!と思った」と苦笑。和牛には現場で会うと羨ましがられるといい、「実感はだんだん湧いてきましたね。いろいろテレビで見ていた番組に出させていただいて、実感してきました」と続けた。久保田は「僕はミキはないかなと思ってました」と毒づき、「下馬評で俺らを外したやつに、まず、こっちのセンス疑う前に、そっちの感性疑えよと。下馬評とかすなよって(言いたい)」と訴えた。

 優勝後は地元の宮崎にある俳優の温水洋一(53)の銅像の横に自分たちの銅像を建てたいと話していた2人。実際には1体600万円で2体で計1200万円かかってしまい、予算オーバーで銅像建立はは断念したというが、久保田は「宮崎への地域愛がありますから。看板背負ってます。もちろん、宮崎のことしか考えてないです」とキッパリ。さらに「初めて言いますけど、4年後の計画のこと。4年後、知事として出て、こいつが秘書になる」と出馬の野望までポロリ。これには、村田から「俺らみたいなものがなれるかい!」と即ツッコミが入るも、久保田は「とんてもない街にしようと思ってます。ぜひぜひ!」とニヤリと笑った。

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