松居一代、全財産守った 慰謝料なしで離婚成立 15日会見へ

[ 2017年12月15日 06:30 ]

 女優の松居一代(60)と俳優の船越英一郎(57)の離婚調停が成立したことを14日、船越の所属事務所が発表した。

 スポニチ本紙同日付の報道通り、13日に東京家庭裁判所で行われた第2回調停に松居、船越ともに出席し、合意に達した。「調停の詳しい内容はお話しできませんが、慰謝料、財産分与はありません」としている。

 松居は、10億〜20億円とも言われる財産が手元に残った。船越と共有名義だった都内の自宅は今後、自身の単独名義に変更する。建築費の一部を船越が負担していたため、その分を財産評価した上で松居が買い取る。この名義変更に伴う金銭手続きについて、一部で「財産分与」と報じられたことについて、事務所は「財産分与の趣旨は全く含まれておらず、そのような事実は一切ありません」と否定した。関係者によると、数億円とされる自宅の土地はもともと松居名義だった。

 船越側は「早期決着すれば財産を求めない」とし、6月28日に離婚調停を申し立てた。7月5日に船越を糾弾したユーチューブ動画で「私の財産を奪い取ろうとしている」と訴えた松居に対し、実際に財産分与をせず合意し“満額回答”で応えた。

 一方で松居は13日の調停後、なかなか離婚合意に至らなかった理由について「お金の問題?そうに決まってるじゃない」と説明。報道陣が「船越さんは金はいらないと主張しているのでは?」と聞くと「それ本当だと思ってるの?」と、ドロドロした金銭バトルが繰り広げられているかのような口ぶりだった。

 松居は15日午前、都内のホテルで会見する。14日夜にはブログを更新し「調停委員の方の前での約束が破られた」などとつづった。会見では泥沼離婚騒動の収束を報告するのか、それとも“松居劇場”第2章の開幕を宣言するのか。発言に注目が集まる。

続きを表示

2017年12月15日のニュース