ダスティン・ホフマンまたセクハラ疑惑 続々と女性たちが名乗り出る

[ 2017年12月15日 17:00 ]

再びセクハラ疑惑が表面化した俳優のダスティン・ホフマン(AP)
Photo By AP

 作家で女優だったアンナ・グラハム・ハンターさん(49)から1985年にセクハラの被害を受けたと告発され、謝罪していた俳優のダスティン・ホフマン(80歳)に対し、今度は2人の女性が「私たちもひどい目にあった」と同様の被害を訴えた。

 14日発売の「バラエティ誌」が最初に報じ、その後AP通信が取材したもので、劇作家のコーリー・トーマスさんは1980年の“事件”を暴露。トーマスさんはホフマンの娘と同級生だったが、ある日、ホフマンが宿泊していたホテルの一室に他の友人たちと一緒にいた時に信じられない行為を見せつけられたという。

 このときホフマンは自分の娘が部屋を出ていったあと、突然シャワーを浴び始め、出てきたときに身につけていたバスタオルを故意に落として、トーマスさんの前で男性器を露出。その後、トーマスさんに脚をマッサージするように求めたほか、「自分の裸を見たいか?」としつこく聞いてきたという。

 またメリッサ・ケスターさんという女性は、レコーディングのためにスタジオにいた際、ホフマンから下着の中に手を入れられたと主張。「クレイマー、クレイマー」と「レインマン」でアカデミーの主演男優賞を2度獲得した名優は、次から次に出てくるセクハラ問題で窮地に立たされている。

 なおこの2件の指摘に関して、ホフマン側はまだ何もコメントしていない。

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2017年12月15日のニュース