綾瀬はるか 足掛け3年かけた大河ファンタジー完走「性格に関わる役でした」

[ 2017年11月13日 15:05 ]

大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」の会見に臨んだ綾瀬はるか
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 女優の綾瀬はるか(32)が13日、主演するNHKの大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」(25日スタート、毎週土曜後9・00)の会見を東京・渋谷区の同局で行った。

 綾瀬は短槍(たんそう)の使い手の用心棒バルサ役で、30歳の時から足掛け3年にわたった撮影が今年春に終了。「30代の出だしとして大きな壁でもあり、新しい自分をだんだん引き出してもらった。性格に大きく関わる役でした。より強く、たくましくなったと思います」と思いの強さを語った。

 アクションシーンも多く、「本当に大変で、最初は明日からやっていけるかという感じでした」と苦笑い。それでも、「それを超えた時に、生死を懸けて戦う人の気持ちは分からないけれど、体に入ってきた感じがしてだんだん演じやすくなりました。最終章は物足りないなと思うくらいで、これでいいんですかと聞くこともあった」と自信を深めた様子だ。

 最終章でバルサと対決する敵軍の将ラウルを演じた高良健吾(30)は「このキャストでラスボスは荷が重いと思ったが、ラウルの信念、正義を大切にして迷わず戦えた。綾瀬さんともパッパッパッてやってできた気がする」と満足げ。アクションの演出には「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督が加わり、演出の片岡敬司氏が「“シン・ゴジラ”よりスケール感がある」としたが、「僕は“シン・ゴジラ”にも出させていただいているので、スケールについては何とも言えない」とこぼし、笑わせた。

 だが、ラウルの部下ヒュウゴ役の鈴木亮平(34)は、「シーズン2ではバルサと同じくらい強いぜ感があったのに、最終章ではアクションがないんです」と苦笑い。それでも、「ラウルの機嫌を損ねないように、戦わないようにする闘いでした。中間管理職のような役なので、そういう方々には共感してもらえると思う」とピンポイントでアピールした。

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2017年11月13日のニュース