剛が歌った!KinKi復活 151日ぶり2人でステージ

[ 2017年10月30日 05:30 ]

 KinKi Kidsが29日、さいたまスーパーアリーナで行われた音楽フェス「テレビ朝日 ドリームフェスティバル2017」に出演した。堂本剛(38)が左耳突発性難聴となり、6月から音楽活動を休止していた。2人そろってのステージは5月31日の歌番組「MTVアンプラグド」以来、151日ぶり。剛は耳への負担を避けるため大きなヘッドホンを着用し、ヒット曲「薔薇(ばら)と太陽」など計8曲を歌い切った。

 3日にわたって行われた同フェスのトリとして登場。光一が「剛くんが突発性難聴になりまして」と切り出すと、剛が「そうそう、突発性脱腸ね」とジョークで切り返すなど序盤から“らしさ”全開。復帰ライブが台風と重なったことに、剛は「KinKiは何かと台風や雨がつきもの。それにしてもなんで復帰の時に台風なの?」とぼやいた。

 ライブはブランクや耳への影響を考慮しアコースティック形式で行われた。剛は1万7000人のファンに「お医者さまの許可が出たので立たせていただけました。とはいえ、あまりにも久しぶりのステージなので、こんな感じで慣らし運転させていただいてます」とヘッドホン着用を釈明。光一は「今まじまじと見るとDJ KOOさんがいると思った」と話して笑わせた。

 ステージは約1時間。全シングル45曲を収録したベストアルバム「KinKi Kids The BEST」を12月6日にリリースすることを発表。年末年始には毎年恒例の東京ドーム公演と京セラドーム大阪公演を行うことも決まっている。

 ≪9月に医師の許可 通院治療も終了≫剛は6月27日に突発性難聴で入院。7月4日に退院し、通院治療を続けていた。耳以外の体調に大きな問題はなく、テレビやラジオの仕事はこなしていたが「爆音に耐えられない」として音楽関係の仕事は休止。音楽番組やライブへの出演を取りやめたほか、8月に横浜スタジアムで行われたKinKiの20周年イベントにも生出演せず、生中継の映像で出演していた。9月に医師から音楽活動再開の許可を得て通院治療も終了した。

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2017年10月30日のニュース