テレ東「ニッポン行きたい人応援団」で“お宝”公開 宮本武蔵自作の木刀が登場

[ 2017年10月30日 10:00 ]

テレビ東京「世界!ニッポン行きたい人応援団」で日本に唯一現存する宮本武蔵自作の木刀が公開される(C)テレビ東京
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 テレビ東京で放送中の「世界!ニッポン行きたい人応援団」(月曜後8・00)。30日の放送で剣豪・宮本武蔵が自ら作った、日本で唯一現存する木刀が特別公開される。

 ニッポンに行きたくてたまらない外国人を捜索し、日本に招待する同番組。今回は宮本武蔵と剣術をこよなく愛するアルゼンチン人の女子中学生を招待し、武蔵ゆかりの地を訪れる。

 「ニッポンの道場で剣術の稽古がしたい」という少女が向かったのは、武蔵が晩年に「五輪の書」を著したとされる熊本の金峰山(きんぽうざん)山麓にある洞窟「霊厳洞」。さらに、大分で武蔵の剣術「二天一流」の稽古に参加する。

 すると、兵法二天一流の十二代宗家・吉用清さんが秘蔵の「武蔵の木刀」をサプライズで公開。約400年前に武蔵が愛用していた木刀の神々しさに、少女は「武蔵先生の気がこの木刀から伝わってくるような気がします」と語る。

 今回の放送で特別公開されるのは、武蔵が自ら木を削って作ったという日本で唯一現存する赤樫木刀。晩年には杖として使用したとも伝えられている。普段は非公開となっているため、テレビで公開されるのは非常に貴重な機会となる。

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2017年10月30日のニュース