日テレ社長、「スッキリ」移籍の水卜アナ移籍に高評価「期待通りの結果」

日本テレビの水卜麻美アナウンサー
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　日本テレビの大久保好男社長（６７）が３０日、東京・汐留の同局で定例会見を行い、１０月改編について「期待通りの結果」と評価した。

　年間視聴率３年連続３冠を続ける同局は、１０月改編ではゴールデン（午後７時〜同１０時）、プライム（午後７時〜同１１時）は「ほぼ無改編」だったが、逆に全日帯は、同局の看板アナ、水卜麻美アナウンサー（３０）が朝の情報番組「スッキリ」（月〜金曜前８・００）に「ヒルナンデス！」（月〜金曜前１１・５５）から“移籍”し、新ＭＣとして加入するなど、大きなリニューアルもあった。「スッキリ」は水卜アナの“移籍”後、高視聴率を獲得しており、リニューアルの効果が出ていると見られる。全日帯２０３週連続１位継続と、大きく貢献しているが、大久保社長は「期待通りの結果を出してくれていると思っています」と高く評価している。

　また、１０月スタートの新ドラマとしては、綾瀬はるか（３２）主演の「奥様は、取り扱い注意」（水曜後１０・００）、嵐の櫻井翔（３５）主演の「先に生まれただけの僕」（水曜後１０・００）、ディーン・フジオカ（３７）と武井咲（２３）がＷ主演する「今からあなたを脅迫します」（日曜後１０・３０）がスタート。「奥様は―」は１１・４％でスタートし、１１・３％、１２・４％、１１・２％と４週連続２桁と好調をキープ。「先に生まれた―」は１０・１％でスタートし、その後、７・５％、１０・５％とまずまずの推移。「今からあなたを―」は８・０％。５・７％としている（数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区）。

　大久保社長は「ドラマについては、いい内容の作品になっていると思う。まだ始まったばかりですので、十分に視聴者に支持されるものだと思っているので、これからも視聴率の動向にも期待しています」とした。