華丸・大吉、東京進出の裏に同郷芸人のブレーク「“何してるの?”という空気感」

[ 2017年10月28日 08:57 ]

博多華丸(左)、大吉
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 コンビ結成27年になるお笑いタレントの博多華丸(47)・大吉(46)が28日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。福岡・博多から東京に進出するきっかけになった同郷お笑いタレント2人の名前を挙げた。

 1990年にデビュー。当時、すでにバブルは崩壊していたが、「福岡は(バブルが)弾けていなかった」と大吉。地元企業のパーティーに多く呼ばれたほか、2年目にはすでにレギュラー番組を2本持つなど、九州や山口地方でトップクラスの人気を誇るようになった。

 東京進出を勧める声もある中、かたくなに地元での活動を継続。「東京にあるものは九州にもある」との持論があり、華丸は「地元の人が喜ぶようなネタができれば、それでよかった」と振り返った。

 そんな2人が上京するきっかけになったのは、同期のカンニング竹山(46)と6年後輩のヒロシ(45)の東京での活躍だったという。周囲からの「竹山くん売れたよね」「ヒロシに抜かされちゃってるよね」といった声や、自分たちと東京のタレントの扱いの差に愕然とし「“何してるのあなたたち”っていう空気感を感じたり、卑屈になっていった」ことが背景にあったと明かした。

 人気お笑いネタ番組「エンタの神様」(日本テレビ系)に出演することを目指しながらもオーディションに落ち続け、出演はかなわなかった。それでも、華丸が俳優・児玉清さんやタレントの川平慈英のものまねで人気を博し、大吉もテレビ番組のバラエティー番組に出演して存在感を見せるなど、キャリアを重ねた2人。14年には「THE MANZAI」で優勝し、人気を不動のものにした。

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2017年10月28日のニュース