秋元Pで“オールナイト朝日” 女子大生ブーム生んだ深夜番組が局替え復活

[ 2017年10月19日 05:31 ]

テレビ朝日の深夜番組を総合プロデュースする秋元康氏
Photo By スポニチ

 AKB48や乃木坂46を大ブレークさせた秋元康氏(59)が、新たにテレビ朝日の深夜の生番組を総合プロデュースする。

 今月26日にスタートする「スマートフォンデュ」(毎月1回、木曜深夜0・50〜2・45)がその番組。お笑いコンビ「タイムマシーン3号」が司会、NGT48・中井りか(20)がアシスタントを務め、現役女子大生たちが番組を彩る。

 80年代には、多数の女子大生が出演したフジテレビの深夜の生番組「オールナイトフジ」が一世を風靡(ふうび)。この番組には秋元氏も放送作家として関わった。新たに総合プロデュースする番組は、今の時流を捉えてスマートフォンを最大限に活用する視聴者参加型番組となる。

 出演する女子大生は計15人。既に10人は決まっているが、残りの5人は事前にネットの動画ストリーミングサービス「SHOWROOM」で行う人気投票で決定する。

 新進気鋭の芸人たちが出演権を懸けて争うオーディションもSHOWROOMで実施。そのほか、番組生放送中に出演者が無料通信アプリ「LINE」を使って視聴者と直接やりとりしたり、スマホを通して生の声の募集も。タイムマシーン3号の2人は「聞くところによると、MC(司会)の入れ替えもあり得るとのことなので、安心できません」と視聴者のリアクションに戦々恐々としている。

 最近のテレビで、2時間に及ぶ深夜の生番組は極めて異色。新時代の“オールナイト朝日”が視聴者の熱視線を浴びそうだ。

 ◇オールナイトフジ 1983年4月から91年3月まで放送。初代の司会は秋本奈緒美と鳥越マリで、レギュラー陣は片岡鶴太郎、とんねるずら。出演した女子大生たちは「オールナイターズ」と呼ばれ、派生ユニット「おかわりシスターズ」が歌手デビュー。女子大生ブームの火つけ役になった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月19日のニュース