石原さとみ、30歳初連ドラ 法医解剖医役で新たな一面見せる

[ 2017年9月12日 04:00 ]

石原さとみが主演するTBSドラマ「アンナチュラル」に出演する(左から)市川実日子、井浦新、窪田正孝、松重豊
Photo By スポニチ

 女優の石原さとみ(30)が、来年1月スタートのTBSドラマ「アンナチュラル」(金曜後10・00)に、法医解剖医役で主演する。同局の連ドラは初主演。脚本を手掛けるのは、昨年大ヒットした同局「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子氏で、強力タッグでヒットを狙う。

 オリジナル脚本の医療ミステリーで、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」が舞台。石原が演じるのは、同所で働く33歳の法医解剖医・ミコト。特異な医師ではなく、仕事も恋愛もするごくごく普通の女性だ。不自然な死を遂げた死体からその原因を究明し、現在、そして未来を生きる人を救うことにつなげていく。

 野木氏の作品には初挑戦。恋愛ドラマではないため「逃げ恥の要素はゼロですよね」と笑いながら、「最後に“野木さんの脚本凄いね”と思ってもらえたら」と、作品が評価されることを願っている。一方の野木氏は「笑って泣けて楽しめるエンターテインメントドラマを目指しています」とコメントした。

 昨年12月に30歳を迎えてから初の連ドラ。キャラクター性の強い役柄を多く演じてきたが、今はより人物の内面を芝居で表現できる役を求めている。「若いだけで通用するのはもう終わったかなって(笑い)。派手で楽しくて可愛くてオシャレっていうのは存分に楽しませていただいたので、違う部分をインプットしたい」と心境を明かした。ミコトはまさに願っていた通りの普通の女性。「当たり前を穏やかに演じられたら」と話している。

 UDIラボの主要メンバーとして、井浦新(42)、窪田正孝(29)、市川実日子(39)、松重豊(54)も出演する。

続きを表示

2017年9月12日のニュース