フジ 「誤って容疑者」に「意識を根本的に変えなければ」

[ 2017年7月28日 17:40 ]

 フジテレビの定例会見が28日、都内のホテルで行われ、この日放送された同局の「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)で一般男性を容疑者として放送したことについて現場に苦言を呈した。

 岸本一朗専務は「度重なるチェック体制も意識が伴わなければ働かない」と話し、「プロデューサーからADまで危機管理意識を持つように徹底しております」と神妙。「意識を根本的に変えなければ」と語った。

 28日放送の「とくダネ!」では、司会を務める小倉智昭キャスター(70)が「きょうははじめに、お詫びをさせていただきたいと思います」と切り出し、同局の梅津弥英子アナウンサー(39)が「きのう番組で放送した医療プロジェクト企画の中で、医師法違反容疑で70歳の男が逮捕された事件を扱いましたが、その際、一般の男性の方のインタビューを、誤って容疑者として放送してしまいました」と説明。続けて「ご本人をはじめ、関係者および視聴者のみなさまにご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。小倉キャスター、司会の菊川怜(39)とともに頭を下げていた。

 同番組の公式サイトでも「お詫び」として、同様のコメントを掲載した。

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2017年7月28日のニュース